アルメニア完全ガイドは、アルメニア語とアルメニア共和国の文化・地理を日本語で学べる参照サイトです。 アルメニア語はインド・ヨーロッパ語族に属する独自の語派で、約600万人が話します(東アルメニア語・西アルメニア語の合計)。 独自のアルファベット(現在39文字)は西暦405年にメスロップ・マシュトツによって創案され、1,600年以上にわたって使われ続けています。
このサイトでは文法・語彙・地図・地域・読解・練習問題の6セクションを収録。 アルファベットの発音から格変化・動詞活用まで、初学者が体系的に学べる構成になっています。 すべてのアルメニア語にラテン文字転写(ルビ)を付けており、文字を覚える前でも読み進められます。
南コーカサスに位置する内陸国。世界最古のキリスト教国家として知られ、独自の文字と豊かな文化遺産を持ちます。
南コーカサスに位置する内陸国で、北はジョージア、東はアゼルバイジャン、南はイラン、西はトルコと国境を接する。国土のほとんどが高原・山岳地帯(平均標高1,800m)で、最高峰はアラガツ山(4,090m)。首都エレバンからは現在トルコ領のアララト山(5,165m)が望める。セヴァン湖(標高1,900m)は国内最大の湖で、高山性の美しい湖として知られる。
世界で最初にキリスト教を国教として採用した国(301年)。国民の約97%がアルメニア使徒教会(東方諸教会)に属する。エチミアジン大聖堂はアルメニア教会の総本山でユネスコ世界遺産。ゲガルド修道院(岩窟)・ホルヴィラップ修道院・ノラヴァンク修道院など多くの宗教遺産が残る。伝統的なカーペット・チャーシュ刺繍・トゥファ(凝灰岩)建築も世界的に評価されている。
1991年のソ連崩壊とともに独立。2018年の「ベルベット革命」で民主化改革が進んだ。2020年・2023年のナゴルノ・カラバフ問題でアゼルバイジャンと武力衝突し、2023年には同地域のアルメニア系住民約10万人が避難。現在はEUとの関係強化・NATO接近・ロシアからの距離を置く外交路線をとる。IT産業・観光・ダイヤモンド加工が主要産業。
面積29,743km²(四国とほぼ同じ)。南コーカサスに位置し、トルコ・ジョージア・アゼルバイジャン・イランと国境を接します。
北西部。州都ギュムリはアルメニア第2の都市。
北部の森林地帯。ハフパット・サナヒン修道院(世界遺産)。
北東部。「アルメニアのスイス」ディリジャンが保養地。
アルメニア最高峰アラガツ山(4,090m)を擁する。
ガルニ神殿・ゲガルト修道院(世界遺産)。
セバン湖(標高1,900m)を抱く東部の広大な州。
首都・人口約100万人。「ピンクの街」カスケードが名所。
南中部。アラクス川流域の農業地帯。コニャック産地。
エチミアジン大聖堂(世界遺産・世界最古級)。
ノラヴァンク修道院。世界最古ワイン醸造所発見地。
最南端。タテフ修道院&世界最長ロープウェイ(5.7km)。
アルメニア共和国は11の行政区(マルズ)+首都エレバン市で構成されています。
首都・最大都市。人口約100万人(全国の約1/3)。ピンク色の凝灰岩(トゥフ)を使った建物が立ち並ぶことから「ピンクの街」とも呼ばれます。アルメニア国立歴史博物館、マテナダラン(写本博物館)、カスケード階段など見どころが豊富。
アルメニア西部、アラクス川沿いの農業が盛んな州。エチミアジン大聖堂(世界最古のキリスト教大聖堂の一つ、世界遺産)があり全世界のアルメニア使徒教会の総本山。古代王国の首都アルタシャトの遺跡も近郊にあります。
アルメニア最高峰のアラガツ山(4,090m)を中心とする山岳州。アンベルト要塞(中世)も見どころ。ブドウ栽培が盛んでコニャック・ワイン産業に貢献。アラガツ高原には宇宙線研究所もあります。
アラクス川に沿う南中部の平野地帯。アルメニアの象徴・アララト山(5,137m)はトルコ領ですがこの州から美しく望めます。コニャックとワインの産地。ホル・ヴィラップ修道院(聖グレゴリオスが幽閉された場所)が立地。
エレバン北東に隣接し古代遺跡と自然が融合した州。紀元前1世紀のガルニ神殿(アルメニア唯一のヘレニズム神殿)と岩窟修道院ゲガルト(世界遺産)は必見。アザタン川流域の険しい渓谷が絶景。
東部に広がる広大な州。アルメニア最大の湖・セバン湖(面積約940km²、標高1,900m)を中心とし「コーカサスの真珠」とも呼ばれます。マス(イシハネル)漁業が伝統産業。スキーリゾートも発展中。
北西部の寒冷な高原地帯。州都ギュムリはアルメニア第2の都市で1988年の大地震後に文化・芸術の中心地として再生。アルメニアのユーモアの故郷とも言われます。独特の食文化(ハシュ等)が根付いています。
北部の森林に覆われた山岳州。ハフパット修道院とサナヒン修道院(ともに世界遺産)は中世建築の傑作。深い渓谷とデベット川が特徴的な景観を作り出します。銅・モリブデン鉱山が経済を支えます。
北東部、ジョージア・アゼルバイジャンとの国境に接する緑豊かな州。アルメニアで最も湿潤。ディリジャン市は「アルメニアのスイス」と呼ばれ保養地として人気。ゴシャバンク修道院が見どころ。
南東部の山岳州。赤い岩山に抱かれたノラヴァンク修道院(13〜14世紀)はアルメニア随一の絶景修道院。2011年に世界最古のワイン醸造所(約6,100年前)がアレニ村近郊で発見されました。
アルメニア最南端の広大な州。タテフ修道院(9〜10世紀)と世界最長のロープウェイ「ウィングス・オブ・タテフ」(5.7km)は圧巻。鉱物資源(銅・モリブデン)が豊富で、カジャラン銅鉱山は世界有数の規模。